呼吸療法認定士になろうとしている方へ
今年も3学会合同呼吸療法認定士の講習会申し込みの時期が近づいてきました。
3学会合同呼吸療法認定士になるには、幾つかの条件やステップがあります。
条件・準備は整っていますか?
①対象職種の免許および規定の実務経験年数
臨床工学技士:経験2年以上
準看護師:経験3年以上
看護師:経験2年以上
理学療法士:経験2年以上
作業療法士:経験2年以上
上記が満たされているという証明として、実務経験証明書を提出しなければなりません。
②所定の学会や講習会に出席し12.5点以上の点数を取得
申請書類提出日から過去5年以内に、認定委員会が認める学会や講習会などに出席し、12.5点以上の点数を取得すること。
認定講習会の申込みをする時点で取得し、その証明書を用意しておく必要があります。
※学会・講習会で取得できる点数
12.5点:委員会が認める講習会(2~4時間未満)への出席
20点:総会または地方会への出席
25点:講習会(4時間以上)への出席。アジア太平洋呼吸療法学会への出席。
※認定委員会が認める学会や講習会はホームページから確認出来ます。
③認定講習会の受講
8月下旬から9月上旬にかけて、2日間の認定講習会が東京で実施されます。班ごとに4日程の中から日付け指定されます。この講習会を受講している事が、受験の条件となります。
認定講習会を受講するには、申請書類を入手・提出し、受講資格があるかどうかの審査に通らなければなりません。詳しくは別ページで解説します。
こちら↓
https://ptrehasho5.hatenablog.com/entry/2020/02/17/231046
④認定試験
11月中旬から下旬の日曜日に東京で実施されます。
日程や会場の詳細は、7月の上旬に発表予定とされています。
受験料:10,000円
問題数:140問(午前70問、午後70問)
形式:マークシート方式
試験範囲:講習会での講義内容、講師テキストの内容、呼吸療法に関する業務全般。
合格率:毎年およそ60%台
⑤認定登録
見事合格となれば、翌年1月に認定登録、2月から3月にかけて、認定証が交付されます。
ちなみに、認定士は5年ごとに認定更新が必要です。認定委員会が認める学会や講習会のほか委員会が開催する「認定更新のための講習会」に出席する事で、50点以上のポイントを取得する必要があります。
資格取得を考えている皆さん、条件は満たせていますか?受講、受験に必要な点数はもう足りていますか?
例年、3月には講習会受講の申請書類のダウンロード期間が設けられます。ダウンロードを忘れる事が無いように、事務局ホームページのチェックを欠かさないようにしましょう。
事務局ホームページ