呼吸療法認定士 オススメの問題集・テキスト
呼吸療法認定士 試験対策
呼吸療法認定士の試験に挑む方の多くは
・仕事をしながらの勉強だ
・子育てや家事なども両立しないと
・久々の試験勉強で大丈夫かな・・・
・勉強仲間がいなくて孤独だ
など、いろんな悩みや不安を持ちながら挑戦されると思います。
出来るだけ効率よく、呼吸療法の知識と考えを身につけて試験に向かえるようにしたいですよね。
呼吸療法認定士の試験は、講習会で使用される公式テキストから出題されます。
約500ページにおよぶその内容は、呼吸療法全般を網羅されており、かなり膨大な量と質です。
自分の職種を超えて、あまり知らない領域や内容が多くあると思います。
勉強する媒体、参考書、問題集など様々ありますが、どんな勉強方法、テキストが適切なのかというのは、正解はないと思います。
各々で向き不向き、置かれている環境など違いますもんね。
その中でも、自分に合ったやり方を早く見つけて勉強すれば、効率は良くなります。
大切なのは、どう使うか、いつ使うかです。
私自身、1度失敗しているので、失敗のエビデンスと成功のエビデンスがあります。そのあたりを含めて、ご紹介出来たらと思いますので参考にしてください。
オススメの問題集、テキスト
1.認定講習会テキスト
認定講習会で使用される公式テキストです。8月の中旬頃に手元に届きます。
何を隠そう、このテキストから全ての試験問題が出題されるわけです。
索引から、分からない単語などを辞書がわりに調べて、周辺を読んで理解するように使うと良いと思います。
初めからテキストを読み込んで、マーカー引いて、理解してから問題集を解こう!としない事をお勧めします。
もし、普段からバリバリ呼吸療法やってます!って方はテキストから入っても理解しやすいのかもしれませんが、控えめに言って、一語一句読んでいくのはしんどいだけです。
2.予想問題集 青本
認定試験受験者の意見をもとに、過去に出題された内容から800問を超える問題数が掲載されています。(2019版)
どの問題集よりも、圧倒的に問題数があります。
人気も高くて毎年売り切れてしまう程。必要な方は、完売する前に手に入れておきましょう。私としては、総合的にみて買いだと思っています。
印象としては、解説はあまり詳しくないし、解説の無い設問もあります。
「合ってる?」って問題もチラホラ。
なので、私は答え合わせにだいぶ時間がかかってしまいました。(気になったら先に進めずにめっちゃ調べちゃうタイプ)。
時間的余裕がある時期に、問題を解きながら自分で解説を書き込んで作るような感じで使うと良いのかなと思います。
あとは、試験前に問題に慣れる、数をこなすために繰り返す!!
青本を購入出来るのはこちら↓
http://touginin.client.jp/resp.html
3.100日ドリル
領域別に知識をギュッとしぼり込み、約200問にまとめられています。
略語集や100日でスケジューリング出来るように、スケジュールシート(カレンダーみたいなやつ)付きです。
オールカラーで見やすく、個人的には、勉強の手始めとしてとっつきやすかったです。
そこまで深く突っ込んでない内容だと思いますが、厳選された問題ばかりで基礎作りに最適かと。講習会テキストが届くまでにひと通りしてみて、出来なさを痛感しましょう。
問題毎に、ある程度解説をしてくれているので参考にしながら進めていくと良いです。おそらく、100日もかかりません。
しかし、この1冊のみで合格レベルに達するのは、正直難しい印象です。青本や公式テキストなど、次に繋げる学習にオススメです。
4.病気がみえる vol.4呼吸器
問題を解きながら、テキストを読んでも分からないことってあるんですよねー。
これ、私だけじゃないはず!
この本は、不明点の理解のためにも活用出来ます。
絵や図が入った解説も多くて、内容を整理しやすいです。
また、このクオリティでこのお値段というのもお勧めポイントのひとつです!
試験勉強に限らず、普段から使える一冊だと思います!
5.アステッキ e-ラーニング
私は利用していないのですが、合格率は高く、利用していた方もとても良かったと言っていました。2019年は、受講者の合格率がなんと91.8%だそうです!すご。
過去の受験者から集めた試験情報を元に、出題傾向を分析され、出そうなところをピックアップ。オリジナルの図や動画解説で、理解しやすくしてくれています。
インターネット環境があれば、いつでも学べて、重たい教材を持ち運ばなくても、スマホアプリで学習出来るのもいいですね!忙しい方も、隙間時間にコツコツ出来ますね。
次に紹介する、再現過去問題集などとのセット販売もあります。
お財布とも相談ですかね。
詳しくはアステッキさんのHPをチェック↓
https://www.astick0115.com/course_kn.html
6.再現過去問題集
この問題集は、比較的中身も見やすいですし、解説も丁寧で、絵や図を入れてくれていたり、解りやすく書かれています。
解説内で「1POINTアドバイス」として、解説+αの知識を得ることも出来ますし、正解しても間違っても、答え合わせを効率良く進め、学習することが出来ます。
ノーマル版と応用編とがあります。いずれもアプリで学習を進めることも可能です。
リベンジの年、2回目の受験で使用しましたが、初めからやっときゃよかったかもです。
7.新呼吸療法テキスト
呼吸療法認定士の認定委員会から発行されているテキストです。
なので、公式テキストに沿った感じで使いやすいと思います。
DVDも付属で付いていて、X線写真、CT画像、軌道内圧の推移などを見て学習することが出来ます。
公式テキストは、8月中頃に手元に届くので、割と遅いんですよね。
だから、先にこちらを手に入れて早くから試験対策したいという方にオススメです。
認定講習会を受けるまでの予習としても使えますし、他の問題集を解きながら、分からなかった単語や内容を辞書代わりにチェックして使っていくと良いと思います。
まとめ
今回は主に、お勧めのテキストや問題集をご紹介しました。
本は相性があるので、難しいですが、購入で迷われている方の、ひとつ参考になれば嬉しいです。
次回は、これらを使った具体的な勉強方法についてもお伝えしたいと思います。